ポンポン船/アウトレット
Tucher&Walther社別注品

希望小売価格¥29,800

【Tucher&Walther社別注モデル】
知る人ぞ知るドイツのTin Toy専門工房、Tucher&Walther社に弊社が別注したハイエンドなポンポン船です。船首の旗は好みでドイツ国旗または、別注の証である日本国旗(日の丸)に差し替えてお楽しみください。既に生産を終え入手困難となってしまったコレクターズアイテムです。

【ポンポン船とは】
1891年にThomas Pilotの特許申請により、広く世界各地で商品化されたポンポン船。1920年〜1940年代に人気のあった玩具ですが、その後のモーターやプラスティックを使用した玩具に人気が移り、今では絶滅寸前となってしまった懐かしのTin Toyです。ポンポン船の原動力は最もシンプルで原始的な蒸気エンジンです。ボイラーの中の水を蝋燭等の火で沸騰→気化させ、その体積膨張で蒸気が後方のパイプから噴出し、それが推進力となり(この水の沸騰→気化のサイクルを1秒間に4〜10回繰り返しながら)動きます。

ポンポン船のボイラーは銅管をコイル状に巻いたものと、ボイラーの上部に薄い金属膜(ダイアフラム)を使用した2つのタイプがあります。前者はよりシンプルで耐久性がありますので、今回のポンポン船はこのタイプを採用しています。(ただし、ポンポン船独特の音は発生しません。) 一方、ほとんどのポンポン船は後者のタイプが用いられており、水の体積変化に伴いこの薄い金属膜が規則的に振動し、ポンポン船独特の音を出しているのです。
なお、ポンポン船の原理をアメリカが原子力潜水艦に応用しようと研究している!? というまことしやかな噂もありますが、真偽のほどは定かではありません。


【Tucher &Walter/ Germanyについて】
TinToyの黎明期は鍛冶職人、金属加工職人の手作業で少量しか生産できず、限られた富裕層の人々のみに許された贅沢なものでした。やがて印刷、プレス技術の発達で量産が可能となり広く一般に親しまれる様になりました。T&Wは黎明期のオリジナルなTinToyの再現にこだわり、頑なに手作業、手塗りで魅力的なTinToyを作っているドイツ、ニュルンベルク郊外にある小さな工房です。100年ほど前のTin Toy と同じ製法で、もちろん人形の顔や船体のピンストライプも手描きです。
金属製ながら作り手の手の温もりを感じるのも同社の製品の魅力の一つです。
このポンポン船は少量限定生産で製作者の誇りとしてシリアルナンバーが付けられていました。


【サイズ】
L230mm X W60mm X H65mm
重さ;140g

【訳あり特別価格 50% off】
長期在庫品です。シリアルナンバータグ紛失です。火を入れていない未使用品で本体はきれいですが付属品(燃料トレー、ドイツ国旗竿)にサビがあります。画像でご確認ください。
残1台となりました。探していた方はお早めに…


購入数
Soldout